タイトル

幸せを運ぶ先祖供養

旧書籍はコチラ>>

先祖供養のいろいろ
直系先祖と傍系先祖

 あなたがこの世に存在するに際しては、実に多くの方々の影響を受けています。ご自分の父、母、先祖はもちろん、配偶者との因縁も忘れてはなりません。私たちは、子孫の生活の周囲にもいてくれるご先祖様や兄弟姉妹、水子の因縁、陰の恩愛である母方や妻方の先祖によっても運命を左右されながら生きているのです。せめてご自分や子孫が繁栄する未来を開き、家の永続を保つためにも、自らが施主となって供養の実践をすることが、この世に生かされている者としての務めではないでしょうか。
 先祖供養する内容は大きく二つです。それは本家として祀るべき先祖「直系先祖」と祀ってはならない先祖「傍系先祖」に分かれます。  直系先祖というのは、たとえば両親や祖父・曽祖父あるいは子供や子孫などで、傍系先祖とは、母方や祖母方の実家の仏様、また養子を迎えた場合はその実家などの先祖、兄弟・親の兄弟・祖父母の兄弟などをいいます。
 奥さんの側から説明すると、直系とは嫁ぎ先の今の姓、傍系とは里のことです。

直系先祖と傍系先祖
直系先祖と傍系先祖
 
養子とは
長男以外の人で先祖の祭祀を継承する人。 婿養子とは、婚姻と同時に夫が妻の親と養子縁組すること、またはその場合に養子になった夫のことをいう。その場合、養子の実家の先祖、兄弟、親の兄弟も傍系先祖となります。 養子入籍する上で、注意しなければいけないのは、両夫婦か片方の親が存在していることが必要です。