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お墓について お墓について お墓について


【Q1】墓地の種類を教えてください。
【Q2】墓地代について教えてください。
【Q3】管理費ってなんですか?
【Q4】よい方位はありますか?
【Q5】兄弟隣りあわせで買ってもいいですか?
【Q6】人の跡地を買ってもいいですか?


【Q1】お墓の材質を教えてください。
【Q2】良い寸法はありますか?
【Q3】墓建立時期は何時がいいですか?
【Q4】建立者の名前は誰がいいですか?
【Q5】玉砂利や植木は良くないと聞きますが?
【Q6】分家ですがお墓を建立してもよいのですか?


【Q1】お供え物やお酒のことについて。
【Q2】納骨は何時するのですか?
【Q3】跡継ぎがないけれど・・・。
【Q4】うるう年にお墓を建立してはだめと聞きましたが・・・。
【Q5】古いお墓の移転や処理方法を教えて下さい。
【Q6】実家のお墓のことで教えてほしい。














【Q1】墓地の種類を教えてください。
【A1】墓地は市町村など地方公共団体が運営する公営墓地と、寺院などの宗教法人やあるいは、財団法人が経営する民間の墓地があります。
長所短所はどちらにもありますので、一概に優劣はつけられません。
たとえば、公営墓地は民間に比べ墓地代金や管理費は安いのですが、比較的遠隔地にあり抽選で取得する例が多いようです。
一方、民間の墓地は比較的交通が便利で、空地があればすぐに建立できますし、また法事・法要などを営む環境が比較的整っています。 しかし前述の通り墓地使用料が公営墓地に比べ割高です。


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【Q-2】墓地代について教えてください。
【A2】よく墓地代と言いますが、実は墓地は売買できないのです。
墓地はあくまで使用権の取得になります。子孫が永続するかぎり使用できる借地のようなものです。 従って墓地が不要となった場合、現状を更地に戻し管理者に返還する形になります。 また特例を除き返金もありませんし、親戚や知人に譲渡もできません。基本は永代使用権ですが、最近は10〜20年で契約更新する霊園もあります。


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【Q3】管理費ってなんですか?
【A3】管理費とは、霊園を維持管理していく上で必要な経費の一部を墓地使用者が負担する費用のことです。
たとえば、園内の清掃や事務所運営にかかる人件費、あるいは水道料金などの公共料金や霊園の営繕費に充当されます。 年払いが一般的ですが、複数年払いの霊園もあるようです。
管理費が長期にわたり未納の場合、お墓の撤去命令が出る場合もありますので、墓地取得時にはよく確認してください。


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【Q4】よい方位はありますか?
【A4】とくに住居から見て良い方位はありませんが、墓所の方位はあります。できれば、お墓が東から南を向くような所が望ましいです。 すなわち朝日の昇る方角にお墓が向くと良いと言われます。
迷信だとおっしゃる方もいらっしゃいますが、不思議に神社仏閣や歴史的建造物はこの方位が多いのです。 北京の紫禁城やソウルの王宮跡、あるいは京都御所などもこの方角に建造されています。


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【Q5】兄弟隣りあわせで買ってもいいですか?
【A5】兄弟や親戚は隣りあわせで墓地を購入しないほうがいいです。
仲が良いから隣りあわせにするのですが、不思議に建立後不仲になったり、 疎遠になる例が多いようです。また家運の盛衰が交互となり共に栄えません。
できれば、少し間隔をあけられたほうが良いようです。


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【Q6】人の跡地を買ってもいいですか?
【A6】人の跡地はさけ、新しい土地が望ましいです。
とはいっても昨今の墓地情勢を考えれば、無理な場合もありますのでそのような場合は、 墓地の土を30〜50cmぐらい新しい土に入れ替え、しばらく天水(雨水)にさらしましょう。
ただし無縁になった跡地はひかえられたほうが良いと思います。


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お墓について

【Q1】お墓の材質を教えてください。
【A1】お墓の石は多種多様ですが、耐久性を考えて花崗岩(俗に言う御影石)がベストです。 御影石も赤、黒、青、白、桜色などの色合いで分類されます。また産地も最近はほとんど外国からの輸入が多く、とくに中国材が急増しております。 外材だから品質が悪いとは限りませんが、墓相学の指導家先生方は国産材の白御影を推奨されます。

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【Q2】良い寸法はありますか?
【A2】とくに決まりありませんが、墓地の面積と照らし合わせ、やや小さ目が良いと思います。 狭い墓地に見上げるような大きなお墓は、かえって良くないとされております。
吉相墓の場合は、指導家先生が家系図を基に墓地の面積や職業なども考慮され、秘伝の吉寸を各家毎に指示されます。


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【Q3】建立時期は何時がいいですか?
【A3】「お墓の建立は、お盆やお彼岸、あるいは年忌年回でないとだめだ」と言う意見もありますが、統計上吉凶ありません。 いつ建立されても結構です。
お墓は供養として、あるいは親孝行として建立するものですから日の吉凶はありません。
また昨今、お盆やお彼岸の期間中には石碑工事ができない霊園が多く、年忌法要も本当の命日より早く済まされる方が多いので、冒頭の件は該当しにくくなっております。


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【Q4】建立者の名前は誰がいいですか?
【A4】建立者はその家の祭祀相続人のお名前で建立してください。
よく建立者名が連名になっているお墓がありますが、これは相続運に影響しますのでさけるべきです。 相続人が未成年の場合や女の子しかいない場合は、名前の部分を一旦空白にしておき、後日彫り込む場合もあります。


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【Q5】玉砂利や植木は良くないと聞きますが?
【A5】草が生えないように玉砂利を敷いたり、コンクリートをはったりすることがありますが、墓地はできれば土の状態が良いとされています。
自然の日光や天水を受け土地が成長します。そのような生気のある土地の上にお墓があることが理想です。
また、樹木は墓地内の生気を奪い、生長するほどに根が張り石碑や外柵を傾けることもありますので、植えないほうがいいです。


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【Q6】分家ですがお墓を建立してもよいのですか?
【A6】分家の場合仏がないのでお墓は必要ないと考えがちですが、仏はなくとも先祖はいらっしゃいます。 分家といえども、何も木の股から生まれたわけではありません。今日こうして元気に分家できたのも、先祖のおかげです。 したがって分家として先祖に感謝し、また家の根をつける意味で分家供養塔を建立してください。
お彼岸やお盆に本家のお墓に参るのと、ご自分で供養塔を建立し参るのとでは全く意味合いが異なります。


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その他

【Q1】お供え物やお酒のことについて。
【A1】お墓のお供物は、墓地に残さないで持って帰るか処分しましょう。
墓地に残すとカラスや野犬が墓所を荒らします。
たとえカラスや野犬の被害がない霊園でも、供物が腐敗すれば墓所が不浄になります。また悪臭やハエがたかりご近所にも迷惑が掛かります。
お酒やお茶、あるいはお水も同様に処分して帰ってください。
それから故人の好物だと思いますが、石碑の上からお酒を掛けている光景を見かけます。石碑の変色や風化を早める原因となりますので、控えるべきでしょう。


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【Q2】納骨は何時するのですか?
【A2】一般的に納骨は四十九日の満中陰が済めば行います。
地方の風習によっては三十五日で忌明けされて納骨されたり、百ヶ日の法要後に納骨されるケースもあります。
また早い所では、火葬場から家に帰らず直接墓地に行かれ、納骨される地方もあります。 ただし、これはすでにお墓をお持ちの方の場合であり、お墓のない方はしばらくご家庭で安置されるか、菩提寺に預かっていただき、その間にお墓造りを計画しましょう。


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【Q3】跡継ぎがないけれど・・・。
【A3】「親のお墓を建てたいが、自分は一人娘で他家に嫁いだので、実家に跡継ぎがありません。 このような場合どうすればいいですか?」と言った質問が近年急増しております。
少子化と家族制度の崩壊で、絶家になる家は確かに増加傾向です。
このような場合、選択肢がいくつか考えられます。
1.跡継ぎがないのでお墓の建立は諦めて、お寺で永代供養をお願いする。
2.たとえ跡継ぎがいなくてもお墓を建立し、親の供養はしてあげる。そして将来、子供が継承してくれることに未来を託す。
3.家族で協議して旧姓に復し、家族みんなで実家を継承する。
4.子供と相談の上、実家の相続人になってもらう。
etc・・・。
その他いろんなケースがありますのでお墓の専門家にご相談ください。

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【Q4】うるう年にお墓を建立してはだめと聞きましたが・・・。
【A4】「うるう年にお墓の建立は控えるべきだ」という風習は、西日本や東北の一部にありますが、統計上は吉凶関係ありません。
なぜ控えるべきなのか、諸説はいろいろあり本当のところはよくわかりません。
一例を挙げますと、明治5年以前わが国は太陽太陰暦を採用しており、約3年半毎にうるう年になります。 現在のように2月が1日増えるのではなく、旧暦では1年が13ヶ月になります。 したがって年俸制度の武家社会では、うるう年には月々の家計費を始末する必要がありました。 このように家計が逼迫する年だから、お墓の建立は控えましょうと言うことが、いつの間にかうるう年の建墓は良くないとなった説があります。
ところが現在でも旧暦を使う韓国では、「うるう年はいい年なので、お墓を建立するべきだ」という例もあります。
いずれにしてもうるう年とは旧暦のうるう年をさしており、新暦ではありません。


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【Q5】古いお墓の移転や処理方法を教えて下さい。
【A5】古いお墓を移転したり処分したりすることには、細心の注意を払って下さい。
まずお墓に刻まれている戒名を書き写し、位牌や過去帳で直系のご先祖か否か確認しましょう。
古い家系の場合、他家のお墓や親戚筋のお墓がよく混在しております。 このようなお墓は、当然移転も処分もできません。直系のお墓のみ移動できます。また法的な手続きも必要です。 墓地の管理者や役所にお願いされて、改葬許可や返還届けなどの手続きがありますので、その都度ご相談ください。
また古い石碑は「魂抜きをしたので単なる石だ」といって、廃棄処分しないでください。竿石の部分だけは、各地にある有縁無縁の慰霊塔に合祀してください。単なる石だと扱えば大変なことになります。


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【Q6】実家のお墓のことで教えてほしい。
【A6】「実家には弟がいるけれど、ぜんぜんお墓参りをしないので、私がかわりに墓参をしています。いけないでしょうか?」このような質問も最近は多いです。
結論から申し上げますと良くないです。
嫁いだ以上は、婚家先のお墓を一生懸命大事にしましょう。そして実家のお墓には、お彼岸やお盆に実家のご家族と一緒に参りましょう。 これがお墓のマナーです。誰かが墓参してくれていると思えば、逆に安心され、益々墓参されないことになります。
このように実家の墓参は控えますが、供養は傍系供養として営むことは大変よいことです。傍系供養に関しましてはホームページをご参照ください。


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