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第2章 先祖供養のいろいろ

年忌の年にはねんごろに供養
 一般的に行う年忌法要
中陰の期間中にある忌日……没後、47日間
初七日・二七日・三七日・四七日・五七日・六七日・七七日

百ヵ日……
死亡日より
99日目に行う法要

一周忌……没後、最初の祥月命日
* 一般的にこの日まで「喪中」とされる

三周忌……没後、2年目の祥月命日
* 一般的に三回忌まで、親類を呼ぶ場合が多い

七回忌……没後、6年目の祥月命日

十三回忌……没後、12年目の祥月命日

一般的に三十三回忌か五十回忌を最終年忌とし、「弔い上げ」「問切り」と呼んでいます
◇ 基本的に法要は命日に行うこと望ましいのですが、不可能であれば、命日の前に行うようにしてください

ですから、これらの年には、お寺様にお願いして、とくにねんごろに供養することが大切です。 こうした供養を忘れたり、怠っているお宅を拝見しますと、たいてい大事故に遭ったり、不治の病にかかる人が出ています。

変死・早死の人の年忌は必ず行う
 変死したり、早死した方の年忌を行わないでいると、それと同じ運命をたどる人が出てきます。
 例えば、自殺した方の十七回忌を行わなかったところ、自分の息子が同じように自殺してしまったとか、事故でなくなった方の三十三回忌を忘れていたら、自分も同じような事故に遭った、といった例がたくさんあります。
 また、自分たち夫婦や子供のうちの誰かが、ご先祖様の年忌法要やその他の供養をとくに念を入れて行わなくてはなりません。
 そのご先祖様の年忌を忘れていたり、戒名やお墓がないなどの祀り抜けがあると、その方の因縁で大変なことが起こります。
 その先祖の年忌にあたる年に生まれた方が事故で亡くなったり、自殺したりすることが起こりやすいのです。
 逆に、そのようなご先祖様の年忌法要やその他の供養を行っていると、これほどその人を守ってくれる仏様はありません。
 以上のことから、年忌法要がいかに大切なものかということがよくおわかり頂けたと思います。年忌法要は、ただの慣習で行うものではなく、まして世間体や義理などで行うものではありません。それは自分と自分の子孫のためなのです。


続く