墓は御霊(みたま)を祀(まつ)る大切な場所であり、家庭にとってなくてはならない存在です。
それを、樹木にたとえるならば、根に当たります。根が有ってこそ、大地に安定し、枝葉まで養分が分配されます。
根が樹木の生命を保つように、家庭にとっても先祖という根があってこそ、現在の私たちがあり、また子孫へとつながっていくのです。
しかし、私たちは根にあたる部分が見えません。その為、それが大切な部分であることを、つい忘れてしまいます。吉相墓は、根の部分、つまり先祖の存在に感謝し、家庭の幸せを祈念し建立します。
「墓」という字は、土の上に人が横たわり、上に日が当たり、草が茂っている形を表していると言われます。
万葉集にも「朝日照る」と言う言葉が墓の枕詞になっていることや、東南向きや南向きが良いとされているように、お墓や墓地は明るいことが大切なのです。陽明なお墓は心のふるさとなのです。
お墓の見方
お墓の向き
北西向きは、変死・火難・病難
長男家に落ち着かず または死亡 | |
北東向きは、変死・自殺・相続人家を出る・急死・夫婦別居または養子相続 |
西南向きは、自殺・変死・後家・精神病・女人天下
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東から南向きは、朝日を一番先に正面から受ける。 吉相にして家運隆盛 健康・明るい家庭 |