私はいつも思います。
 お経をそらで覚えて、仏前で、墓前で唱えられている方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、お経の文句の意味、意義を知って唱えていらっしゃる方が何人いらっしゃるかは疑問です。意味のわからぬことを唱えても意義はありませんし、仏の冒涜にもなると思います。
 例えば、六法全書は一般の人にとっては難解です。一般の人に不必要な部分を省略し要点だけをまとめた本が、市中に出回り、よく売れる理由は、「わかりやすく」書いてあるからです。聞くだけでは忘れることが多いと思います。お寺様の新聞には、宗派の意味、お経の分かりやすい「解説」を書いていただくようお願いしたいと思います。
 石碑も空石碑と言うか、意味のない石碑があまりに建ちすぎています。誰を祀ってあるのかさっぱりわからない石碑が数多くあるのです。
 五人の人がいる中で、相手の名前も言わずに「たばこを差し上げる」と言っても、誰がもらって良いのかわかりません。これと同じで、石碑も○○家の墓、○○家先祖代々の墓では、誰を拝んでいるのかわからないのです。
 人が亡くなると真っ先にお寺様が「戒名」をつけてくださいます。石碑に「戒名」を入れずに建てるなら、おくり名をつけてもらった意味がありません。
 すなわち空石碑なのです。
 世の中は森羅万象すべて相に支配されています。
 先祖の誰を祀っているのかわからないということは、どの子にかかってよいのか不明の家になります。人間が生きていれば、「戸籍」があるように、「戒名」は霊界の戸籍なのです。女性を祀っているのか男性を祀っているのかわからなければ、誰が妻なのか夫なのかわからぬというようなことも後々起こるのです。それを解明されたのが、松崎整道先生、師匠なのです。
 正しい祀り方は、徳風会竹谷先生にご相談下さい。不幸なことが起こらないように「形」の上で家運隆盛を指導されます。竹谷先生の著作「先祖の祭祀と家庭運」をお読みいただければよくわかります。
 悪貨は良貨を駆逐しますが、吉相の墓は悪相の墓を駆逐するのです。



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