お墓によっては、○○氏と姓だけのものをよく見かけますが、このような墓は先祖の誰を供養して建てたものかわかりません。子供から見れば、親は生きていても先祖なのです。だから○○氏で建っていると、親はどの子にかかってよいか、わからない家になります。
 また建立者二人以上の名前が刻んであると、その家は何人も子供が寄らなければ、親のめんどうや家庭内のいろいろなことをみられない家になります。
 女性の名前でお墓を建てますと、次の代に女性が苦労して家を治めなければなりません。しかし水商売・美容院・洋裁など女性主体の商売の人はその方がよいと思います。(ただし男の子のいない家に限ります)
 さて大阪と奈良の県境のさる村へ頼まれてお墓を見に行きました。
そこには二本のお墓が建っていました。整ったよい形ですが、次の代に建てる空き地がありません。また同じ家の墓なのに、一本づつ違う名前で建ててあり、棹石の中央から横にかけて黒い石の筋が入っていて、前には刃物で切ったような傷があります。石碑の胸の辺りには小さな穴が空いておりました。
 私は申しました。
「あなたの家は非常な資産に恵まれていらっしゃいますが、自分の血縁者に財産を相続させることができない家になり、養子を迎えなくてはならなくなります」
違う名前で先祖をお祀りした墓が一本ありますと、墓の建立者とは名字の違う人に先祖を祀ってもらわねばならなくなるのです。 つまり、家族以外の人から侵害され家自体が衰微してしまうか、または養子などのように外から家を治める人ができるのです。
 この家もやはり子供がなく、養子を入れておられました。
 また棹石の前にある傷は、肺壊疽のようになります。「おそらく、墓石の黒い筋の通りに身体を切る人ができます」と申しましたら、やはり墓石の傷の通りに手術し、肺壊疽になっておられました。
 このようにすべて墓石の形に支配されるのです。財産があっても、人相が良くても、墓石の通りになっています。
 どうしてこうなるのか、いくら考えてもわかりませんが、墓のとおりになっているのは事実なのです。  


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