いろいろな人にお会いもし、ずいぶんいろいろな墓も見せていただきました。
墓と家庭との相のつながりは、なぜ出るのかわかりませんが、事実つながっているのですから不思議です。
 代々の家系図を数多く研究いたしましたところ、法名が六字づつの場合、先代に四字の人がありますと次の代に盲目の人が出ています。
 また「全」という法名がありますと、本人または次の代に変死する人が出ています。
「省」という字も、家庭で地位や財産のことで除け者にされてしまうということが起こっています。
 法名で「恵眼」という戒名も目の悪い人が出ます。生まれつき目が見えるのが普通ですのに、特に目に恵みを・・・という字をつけているのは、目の悪い人が出ている証拠なのです。
 「徳」という字がついている家庭は非常に良い家庭になっていますが、徳をつまない人につけるとかえって逆のことが起こっています。
先日も嵐山でお墓を見てほしいと頼まれ、墓地で待っていました。小さな墓でも形がととのい、次に建てる空き地がある家は、地域一番の金持ちが多いのです。この家はよいとか、この家は悪人が出て世間の人に迷惑を掛ける、この家は火難・・・と見ていき、最後に一本の変わった石碑の前に来ました。図のような石碑で、頭に小さい穴が無数にあいており、石碑の前が五分ほど額縁のように彫り込んでありました。石碑は小さいのですが、徳風会式のような良い形なのです。一緒に行った六人とも石碑の周りを取り巻かれました。
 私は申しました。「この家の方は、頭に毛のない人が出ます」
棹石の頭部にある穴は、毛根がないのと同じだと見たのです。
なるほどこの家の人は頭に毛がないと言われました。
「次の代に石碑を建てる場所がないのでは、長男は相続できません。養子になります。 だがお墓の形が良いので、金銭には恵まれ結構な家です。
 しかし、前が彫り込んでありますので、胸の悪い人が出ます。棹石と台石が違いますので、体の悪い人が出ます」と言いますと、
「どういう人が出るのか」と質問を受けました。
「盲目の人が、この家に出ます」と申しますと、
六人ともびっくりして思わず声を出されました。事実、目の見えない人がこの家にいたのです。
 何故か?  簡単です。
 石碑の前方30vm程のところに大きな杉の木が生えており、前が見通せないからなのです。 商売をしていらっしゃるなら客が入ってこなくなりますが、農業をしていらっしゃるので全部目に出ているのです。
 石碑の前方60cmまでのところに高塀があって、前方が見通せない場合は、その家庭にも目の悪い人が出ています。 また、大阪で農業をしていらっしゃるお家でしたが、広い墓地の中で、そのお家の墓は西北の隅にありました。 他の墓には木が生えていないのに、その墓だけ周囲が木でおおわれ、石碑は木の葉の帽子をかぶっているような形となっていました。
石碑の形が良いので、
「あなたの家はお金に恵まれていますが、長く患う病人が出る典型的な家です」と申し上げますと、
事実、親子二代に渡って四十年間ふとんを上げたことのない家で、寝たきりのご主人がおられました。
 不思議なことですが、事実なのです。


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